こちらのページでは、自分で内容証明を作成して送付する場合に知っておきたい、内容証明郵便の封筒に関する注意点について、くわしく解説しています。
「自分で内容証明を出したいけれど、どんな封筒に入れれば良いのか分からない…」
「内容証明の封筒について注意すべきことはある…?」
といった疑問やお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください
なお、内容証明の“用紙”に関する注意点については「☞用紙の決まりや購入場所は?内容証明の知識まとめ」で、書面の“書き方・ルール”については「☞内容証明の書式・ルール」で、ご確認いただけます。
内容証明の封筒に決まりはある?
まず、封筒の種類やサイズについてですが、とくに決まりはありません。
内容証明の書面を入れることができて、普通の郵便で使える封筒であれば、どのようなものでも使用することができます。
なお、「内容証明書在中」と記載された内容証明郵便専用の封筒や、「重要書類在中」と記載された封筒もあり、内容証明書用紙とセットになった商品も市販されています。
☞内容証明で使える封筒を一覧でチェックするそのほか、「内容証明」という文字を印字できる専用スタンプなどもあります。
☞内容証明で使えるスタンプを一覧でチェックする重要な書類であることを相手により伝えるためには、良いツールと言えるでしょう
内容証明の封筒に記載する項目は?
封筒に記載する項目は、一般の手紙と同様に考えて問題ありません。通常どおり、相手方の氏名・住所を封筒の表側に書き、差出人である自分の氏名・住所を裏側に記載します。
その際、氏名・住所は、書面で記載した通知人・被通知人の氏名・住所と、同じ記載にしましょう。
知っておきたい注意ポイント!
封筒の封をしないで郵便局に持参する
内容証明の封筒は、封をせずに郵便局へ持っていく必要があります。なぜなら、郵便局での送付手続きの際に、内容のチェックを受けるからです。
必ず、封をしないでそのまま持参しましょう。
なお、郵便局での送付手続きの詳細や発送手数料などについては、「☞内容証明の出し方(送り方)」でくわしくご確認いただけます。
添付資料や写真等は同封できない
内容証明郵便では、資料等を同封できないことにも注意が必要です。
何か資料や写真等を添付したい場合には、書面にその旨を記載したうえで、別途送付するとよいでしょう。
電子内容証明なら封筒は必要ナシ!
内容証明郵便は、郵便局に足を運ばずともインターネット上で発送手続きが完了する「電子内容証明(e内容証明)」でも送れます。
この電子内容証明を利用する場合、用紙や封筒の準備は不要です。
電子内容証明については、「☞電子内容証明(e内容証明)とは?」でくわしく解説しているので、興味のある方はそちらもチェックしてみてください。
まとめ
今回は、内容証明を自分で書いて送る場合に必要な知識として、“封筒に関する注意点”をご紹介しました。
当サイトでは、“書き方のルール”や“用紙”について、“郵便局での手続き”や“無料テンプレート集”など、自分で内容証明を出す際に知っておきたい他の知識も一挙に解説しています。弁護士や行政書士などの専門家に頼まず自分で内容証明を出す方は、ぜひそちらも参考にしてください。(☞「内容証明の書き方・送り方」)